コロナ禍を機に多くの不動産会社が導入しているオンライン内見。現地まで足を運ばなくてもパソコンやスマホから物件をチェックできるため、遠方への引っ越しを予定されている方に好評です。
ここでは、オンライン内見の基礎知識を振り返りながら、物件探しで注意すべき点や見るべきポイントについて解説していきます。

オンライン内見でできること

物件の状態の確認

オンライン内見は、自分の代わりに不動産担当者が物件内を中継し、状況を伝えてくれるサービスです。現地へ行かなくても細かな項目を確認できるため、遠方の物件を探している方や今は外出が難しいといった方も気兼ねなく利用できます。

家具を設置する場所や部屋の採寸

映像で物件の内部の状況を伝えてもらうのはもちろん、依頼すれば室内の採寸を依頼できます。
担当者が要望に応えてくれるので、気になるところがあれば遠慮なく聞いておきましょう。

周辺の環境

物件の中だけでなく、建物の共有スペースや近所の様子や周辺の環境などを把握することができます。その土地に詳しい担当者が、街の雰囲気や近所のお店などについて教えてくれるので、土地勘がない街への引っ越し時も安心です。

オンライン内見でチェックすべきポイント

共有部分の設備

エントランスやエレベーター、非常階段、ごみ置き場など、部屋の外の設備についても詳しく聞きましょう。特に女性の一人暮らしの場合、セキュリティ対策や防犯対策が施されているかなども気になるところ。オートロックシステムや防犯カメラはあるか、TVモニター付きインターホンがあるかなど、必要だと感じる設備が整っているかをチェックします。

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収納スペースの広さ

見た目がキレイで広そうでも、収納スペースがない物件だと収納家具を新たに購入しなくてはなりません。クローゼットやシューズボックスの大きさはどのくらいか、バスルームやキッチンの収納スペースはあるかなどをチェックします。

眺望や周辺環境

マンションやアパートの場合、眺望や日当たり具合も物件の重要な判断要素です。また、周囲に気になる音はないか、隣近所の様子はどうかなどあらかじめ調べておくと、入居後のギャップが少なくなります。