物件の室内チェックは慎重に
これから部屋を借りるという時には気持ちが高まるものです。
そのため、何を見ても素敵に思えるものですし、浮かれてしまって見落としてしまうことも色々とあります。
特にマイナスポイントがあるにもかかわらず、他にプラスポイントがあるから妥協してしまうということも多いです。
物件というのは住んでみて思っていたものと違うからとすぐに転居できるものではありません。
そこで住んでから後悔するようなことがないように入居前にしっかりと物件の確認をすることが重要です。
室内は必ずチェックを
入居前に必ず室内チェックは行いましょう。
忙しい場合や前の入居者とのスケジュールの兼ね合いといった問題から内見スケジュールが立てられなうこともあります。
そのような時に、立地や内装写真を見て気に入っている場合には、内見をせずに入居をしてしまおうかと思ってしまうこともあります。
しかし、実際に室内を見て見なければわからないこともありますから、必ず内見する時間は作るようにしましょう。
特に、写真を見て気に入っているという場合には注意が必要です。
写真は補正をして光の入り加減を加工することもできますし、新築当時の写真を使って綺麗に見せているということもあるのです。
そのため、中を見てみると写真と違っていたということもありますし、写真には写っていないような汚れや傷があることもありますから、必ず見学をして入居するかどうかを決めるようにしましょう。
室内見学のポイント
室内を見学するにあたってはいくつかのポイントがあります。
まずは部屋の明るさや騒音、広さの確認です。
こういったものは実際の部屋に入ってみなければわからないことです。
照明をつけない状態での部屋の明るさ、隣の部屋からの物音、外の騒音、部屋の広さというものを一つひとつ確認して良いところも悪いところもメモをしていきましょう。
メモはスマートフォンのメモ機能を利用しても良いですし、許可を得たら写真で残すのも有効です。
部屋の使い勝手の良し悪しを確認するために細かな部分も確認していきます。
クローゼットの中がどのくらいの広さなのか、ものを収納しやすい形なのか、部屋にはデッドスペースがないか、コンセントは適切な位置で数は十分か、バルコニーの奥行きとプライバシーが守れるか、など確認するべきことはたくさんありますから、一つずつしっかりと確認するようにしましょう。
現地に行くとあれこれチェック項目が抜けてしまうこともありますから、気になることは事前にチェックリストを作って持って行く方が抜けなく確認ができます。