物件探しだけでなく不動産屋探しも重要なこと

多くの人は物件探しをすることにばかり気がいきがちで、不動産会社については深く考えていないものです。
不動産会社とは賃貸借契約だけの関わりであると思うために、このように不動産会社を軽視する傾向があります。

しかし、世の中全ての不動産会社が良心的なわけではありません。
中には悪徳不動産会社と呼ばれるような残念な不動産会社もあるのです。
そこで、ここでは不動産会社の選び方にどのようなポイントがあるのかを紹介していきます。

不動産屋の種類

そもそも不動産屋には2種類あります。
管理業者と仲介業者とあり、中には両方営んでいるというところもあります。

管理業者というのは大家さんから委託されて物件の管理や維持をしている業者です。
中には大家さん自身が物件の管理や維持をしていることもありますが、不動産屋に物件のことを任せているケースも多いので家賃や条件交渉はしやすい物件が多いという特徴があります。

それに対して仲介業者は大家さんや管理会社から依頼されて物件の入居者を紹介する仕事をしています。
仲介手数料が主な収入源であり、借りたい人と大家さん、管理会社とをつなぐのが役目です。

どちらの業者が良いのか

多くの人が勘違いしがちなことなのですが、管理会社から借りるのでも仲介業者から借りるのでも仲介手数料は取られます。
あくまでも大家さんから直接借りなければ仲介手数料は取られることがほとんどであり、仲介手数料の有無ではどちらが良いかということは決められません。

ただし、費用の面で言うと礼金は仲介業者であれば2ヶ月が定番ですが、管理業者の場合には1ヶ月ということがあります。
そのため、費用の面では管理会社の物件を借りた方が良いと言えます。

なので、仲介業者がいないと隣人とのトラブルや退去交渉といったものを自分で全て行わなければなりません。
そういった面では仲介業者の方が手間はかかりません。

そこでおすすめなのは仲介業者と管理業者とを兼ねている業者です。
どちらも兼ねているために何かあった時にも対応をしてくれますし、物件の情報数も多いです。

こんな不動産会社はやめておこう

物件を借りるにあたって、いくつか不動産会社に行けば、それぞれの不動産会社の特徴がみえてくるものです。
たとえ仲介業者と管理業者の二つを兼ねているところでも、受付の応対が悪かったり、アポイントの時間に遅れて来たり、書類の説明が雑だったりする業者は避けるようにしましょう。

やはり、受付での対応が悪ければ、何かあって対応して欲しい時にきちんと動いてもらえなかったり希望を聞いてもらえなかったりすることが考えられるためです。
契約前の応対から、困った時に頼れる安心できると思える業者を選ぶ方が安心できます。