一人暮らしの場合、大学や仕事など1日の大半は外に出ているため、家にいる時間は限られています。平日であれば「家には寝るために帰っているようなもの」という人もいるでしょう。つまり、家での大半の時間は寝室・寝具の上と言っても過言ではありません。睡眠は日々高いパフォーマンスを発揮するために意識すべきポイント。ここでは、一人暮らしの際の寝具選びについて紹介します。

布団vsベッド!一人暮らしはどっちを選ぶ?

寝具は、自分の好みで選ぶのが良いでしょう。以下に、布団・ベッドがどんな人に向いているかをまとめました。

布団が向いている人!

  • 部屋が狭いor部屋を広々と使いたい人
  • ベッドシーツ・カバーなどをこまめに洗って清潔な状態を保ちたい人
  • 寝相が悪く、寝具から落ちるのが心配な人
  • 寝具は固いほうが寝心地の良さを感じる人
  • 寝具にかける費用を抑えたい人

ベッドが向いている人!

  • 部屋が広い人
  • 布団を畳んだり、引いたりするのが面倒な人
  • 疲れたり眠くなった時にサッと眠れる状態を保ちたい人
  • 寝具をインテリアの1つとして部屋のコーディーネートを考えたい人
  • 布団を天日干しするためのベランダがない人

枕・毛布…各寝具を選ぶポイント

布団か毛布のどちらにするかを決めたら、枕や毛布などのサイズ・硬さ・素材などを参考に、好みのものを選びましょう。

枕はどう選ぶ?

高すぎたり低すぎたりすると寝る姿勢に影響し、睡眠の質が下がることもある枕。毛布や掛布団以上にこだわるべき寝具とされています。

大切なのは、自分に合う高さかどうか。お店で選ぶ時に高さを確認できますが、自分に合う枕なのか判断に迷う人はオーダーメイド枕もおすすめです。お店で自分の体型をはかって、ベッドに横になりながら自分に合った枕を作成してくれます。手持ちの枕をそのまま使いたい。あるいは、既製品の枕が自分には低すぎた!という場合ではあれば、枕の下にタオルを数枚敷いて調整してください。

また高さ以外にも、硬さや寝返りを打ちやすいかどうかも考えて選びましょう。

掛布団・毛布はどう選ぶ?

柄だけでなく、素材もチェックしましょう。主に用いられている素材は、ウールや綿、アクリル。ウールやアクリルは機能性が高い一方、肌へ刺激が心配です。肌が弱い人は、綿100%のものがおすすめです。

カバーはどう選ぶ?

毛布と同様に素材で選ぶのがおすすめです。全身を支え、肌に触れる面積の大きい寝具になるので、季節に合った素材を選ぶのが◎。夏場であれば冷感加工が施されたもの。冬場は厚手で体を温めてくれるものが良いでしょう。