一人暮らしの生活費相場を知ること

一人暮らしというのは、自分が家計を握るので何にどれだけお金を使ってもよくなります。
自分のアルバイトの給与と仕送りとを合わせれば、毎月それなりの収入がありますから、うまく使えば趣味にもお金を使うことができるようになります。

とはいえ、まずは毎月どのくらいお金がかかるかを知らなければ収入としてどれだけ必要かもわかりません。
そこで、毎月のマネープランを組み立てていくために、一般的な生活費がどのくらいかかるものなのかを知ることが重要です。

一人暮らしはどのようなことにお金がかかるのか

一人暮らしを始めれば、その家の生活費を全て自分の給与や仕送りからまかなうことになります。
そのため、自分が生活することでどのようなことにお金がかかるのかを知ることが必要です。

まず毎月の生活では固定費と言われる毎月ほぼ変わらず出ていくお金があります。
これは水道光熱費、家賃、インターネット料金、携帯電話使用料といったものです。
こういったものは毎月ほとんど同じ金額でありコンスタントに手元からなくなるお金です。

それに対して、毎月変動する費用が食費や交際費、医療費、といったものです。
月によってはお米を購入しなければならなかったり、使い終わった化粧品やシャンプーの買い替えをしなければならなかったりと、飲み会が続いたりと出ていくお金は波があります。

毎月の収入から固定費を引いた金額がこの変動費に当てることができる金額です。
そのため、変動費を見れば、毎月食費やおしゃれ、趣味にどのくらい使うことができるのかが見えてきます。

社会人の一人暮らし

大卒の社会人初任給の平均額は19万8800円です。
これは総支給額であるため、所得税や社会保険料が引かれると手取りとしては16万円程度になります。
アルバイト等で収入があるとこれから住民税が引かれることもあるので最終的な手取りは前後することがあります。

そこで、貯金のことも考えると毎月の生活は13万円程度に収めることが相場としては望ましいとされています。
家賃や電話代、水道光熱費といった固定費を支払った残りの数万円で毎月生活をすることが必要であり、少しでも生活を楽にするには固定費をどれだけ抑えられるかということが重要です。

社会人は昇進や転職によって給料が上がっていきます。
将来的にマイホームを購入したいという場合には、日頃の貯蓄や投資などでお金を貯める必要があるでしょう。
参考までにご紹介するとマイホームを購入したい場合には、最低でも何千万単位のお金が必要になります。
自宅で保管している貴金属などがあれば売って住宅資金にあてることもできるでしょう。
金の買取はエコリング

大学生の一人暮らし

大学生の一人暮らしは一般的な相場として仕送りや奨学金、アルバイトを総額すると収入は13万円ほどであると言われています。
長引く不況の影響もあり、仕送り学は年々減っています。
仕送りが減る分は奨学金で賄っていることが多いです。

住んでいる地域にもよりますが、家賃や光熱費といった固定費を除くと手元に残るお金はかなり少なくなります。
そのため、工夫をして毎日自炊をしたり、学校のお弁当を持っていったり、大学が忙しくないときにはアルバイトの時間を増やしたりという工夫をして多くの人がお金をやりくりしています。